トイレの「黄ばみ」にお悩みの方は、多いのではないでしょうか。
真っ白い便器にこびりついた黄ばみは、見た目が悪いだけでなく悪臭の原因となってしまいます。
この記事では、トイレの黄ばみをきれいに落とす方法をご紹介します。
▼トイレの黄ばみ
トイレの便器に発生する黄ばみの正体は「尿石」と呼ばれるものです。
■尿石
尿石とは、尿に含まれるリン酸カルシウムという有機成分が尿素などの無機成分と結合し石化したものです。
他の汚れよりもこびり付きやすいため、放置していると簡単には落とせなくなります。
そのため黄ばみを見つけたら、すぐに対処することが大切です。
■黄ばみを落とす方法
トイレの黄ばみの正体である尿石はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を使うことで中和されることで黄ばみが落ちます。
それでは、クエン酸を使った
掃除方法を見ていきましょう。
①クエン酸水スプレーを作る
スプレーボトルに「水:200㏄」と「クエン酸:小さじ2杯」を入れてよく混ぜます。
②クエン酸水を吹きかける
黄ばみが気になる部分に、クエン酸水をたっぷり吹きかけていきます。
③ラップをかける
便器に吹きかけたクエン酸水が乾かないようにラップをかけて、30分程度放置します。
④擦る
ラップを外してから、ブラシなどで擦り黄ばみを落としていきます。
⑤水を流す
最後に水を流せば、
掃除完了です。
■頑固な黄ばみ汚れの対処法
クエン酸を使っても落ちない黄ばみ汚れの場合は、塩酸濃度が9%以上の強い酸性洗剤を使います。
酸性洗剤を使った
掃除方法は、いたってシンプルです。
ただし洗浄力が強いので、必ず手袋を着用してから行うようにしてくださいね。
①便器の黄ばみ部分に酸性洗剤をかけて、2~3分程度放置する
②ブラシなどで擦る
③水を流して
掃除完了
▼まとめ
トイレの黄ばみは、尿石によるものです。
尿石はアルカリ性なので、クエン酸などの酸性洗剤を使うことで汚れが中和して落ちやすくなります。
クエン酸を使っても落ちない頑固な黄ばみ汚れには、洗浄力の強い酸性洗剤が効果的ですよ。